シーケンス回路 現場シナリオ問題集|自己保持・インターロック・タイマーを実践で学ぶ

シーケンス制御は「電工の最終ボス」——でも仕組みを知れば怖くない

シーケンス回路は電気工事士の中でも苦手意識を持つ人が多い分野です。「ラダー図が読めない」「自己保持がどう動くかイメージできない」——その理由は、動きを「頭で追う」練習が不足しているからです。

このクイズは回路図を見ながら「この回路はどう動くか」を問うシナリオ形式です。ただ正解を選ぶのではなく、回路の動作を順番に追いかける力を養うことを目的にしています。


収録内容(5シナリオ・全20設問)

自己保持回路のシナリオ

押しボタンを離してもコイルが励磁し続ける「自己保持」の仕組みと、その回路の読み方を問います。工場のモーター制御・ポンプ制御の基本がここにあります。

インターロック回路のシナリオ

2つのマグネットスイッチが同時にオンにならないようにする「インターロック」の仕組みを問います。正転・逆転の切り替え回路でなぜインターロックが必要かを理解できます。

タイマー回路のシナリオ

ON-delayタイマー・OFF-delayタイマーの動作と、タイマーを使った自動制御の読み方を問います。「スター・デルタ起動でタイマーが何をしているか」まで理解できると現場での応用が広がります。

マグネット点検のシナリオ

マグネットスイッチの動作確認手順と、不具合時の点検方法を問います。「コイルに電圧がかかっているのに動かない」という場面でどこを確認するかを学べます。


シーケンス制御の基本用語

用語意味
MC(マグネットコンタクタ)電磁力で接点を開閉する開閉器。モーターのON/OFFに使う
a接点通常は開いており、コイル励磁で閉じる接点
b接点通常は閉じており、コイル励磁で開く接点
自己保持コイルが自分の接点で励磁を維持する回路
インターロック一方がONのとき他方をONできなくする回路
TLR(タイマーリレー)設定時間後に接点を動作させるリレー

ギルドマスター・モリの現場メモ|シーケンスを読めるようになった転機

電工2年目まで、シーケンス図を渡されても何もわかりませんでした。転機は先輩に「電源を入れた瞬間から、電気がどこを流れるか指でなぞってみろ」と言われたことです。

それからは「動作の順番を追いかける」クセがつきました。このクイズも同じアプローチです。回路図を見ながら「今どの接点が閉じているか」を意識して解いてみてください。

シーケンス制御は第一種電気工事士の試験にも出題されます。1種を目指す方はここで基礎を固めておきましょう。

内線規程の知識と組み合わせると現場対応力がさらに上がります。→ 内線規程 一問一答

回路図が「呪文」から「設計図」に見える日が必ず来る。そこまで諦めるな⚡

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